はるなぴログ

WEBサイト作成技術研究

リンク否認ツールの使い方についてウェブマスター オフィスアワーで回答がありました

魚拓サイトからの大量の被リンクや怪しい海外サイトからの被リンクをもらっていたのでGoogleサーチコンソールでリンクの否認をしてみました。

ところが、そもそも私の場合には「使う必要がない」というご指摘をいただきました。

すぐに訂正記事を出しましたが、分かりずらい点もありましたので、ご案内いただいたウェブマスター オフィスアワーの質問フォームから質問をしてみました。

なんと、8月のウェブマスター オフィスアワーですぐに取り上げてご回答いただきました(!)ので、少し遅くなりましたが報告いたします。

サーチコンソールの「サイトへのリンク」を見てバックリンク否認した経緯

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発端は自分がサーチコンソールの結果を見て、リンク否認ツールを使い、それを記事にしたことです。

WEB魚拓サイトからのリンクを否認

WEB魚拓サイトから少数の記事に大量被リンクをもらっていることをサーチコンソールで発見しました。

そこで、これは否認しておいた方がよろしかろうと思い否認した上で記事にしました。それが下の記事です。

www.halu7.com

クロアチアからの怪しいリンクを否認

更にまだ記事数が少なかったこともあり被リンクを丹念に見ていったところ、クロアチアドメインのあるURLから1記事に被リンクをもらっているのを発見しました。

リンクを辿ろうとするとアクセス不能(ウイルス感染していると表示)でありスパム目的であることが疑われたので、これも引き続きリンク否認しました。それを記事にしたのがこちらです。

www.halu7.com

否認はそもそも必要ないというご指摘をいただいた

これらの記事をアップしたところ、その否認はそもそも必要ないというご指摘をいただきました。こちらの記事です。(否認してGoogleに認められれば、そのURLが表示されなくなるという誤解などもしていたので助かりました)

www.zbuffer3dp.com

SEO業界では有名な鈴木健一さんの発言も引用されており、一読して「あれ誤認していたな」と理解しました。いたずらにリンク否認を誘発することになってはマズイと思い、すぐに訂正記事を出しました。それがこちらです。

www.halu7.com

ウェブマスター オフィスアワーの質問フォームから質問してみた

ただ、どうも分かりにくいところもありましたので指摘していただいた記事の中に案内されていたウェブマスター オフィスアワーの質問フォームから質問をしてみました。

その質問内容がこちらです。

いわゆる魚拓サイトから大量の被リンクをもらっています。またクロアチアドメインのURL(ウィルスを仕込んでいると思われます)からも被リンクをもらっています。手動ペナルティは発動していませんが何回かバックリンク否認を申請いたしました。

2012年の記述でかなり古いと思いますが、
https://webmaster-ja.googleblog.com/2012/10/a-new-tool-to-disavow-linkshtml
にある貴サイトの記述を見ると「サイトへの不自然なリンクに関するメッセージが届いていない場合は、このツールを使う必要はありません。」とあります。

しかしながら、バックリンクのヘルプページ:
https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
を見ると特段このような注意書きは見当たりません。本文には「まず、ウェブから PageRank を操作する意図のある悪質なリンクや品質の低いリンクをできる限り削除することをおすすめします。それでも削除できない PageRank を操作する意図のある悪質なリンクや品質の低いリンクがある場合は、そのリンクを否認することができます。つまり、Google でサイトを評価する際に特定のリンクを考慮に入れないように依頼することができます。」との記述があります。

質問1:手動ペナルティが発動されていない状態ではバックリンク否認をする必要は全くないのでしょうか?(2012年の記述は今でも有効なのでしょうか?)

質問2:手動ペナルティが発動されていない状態でも(予防の意味を込めて)バックリンク否認をしても構わないのでしょうか?

質問3:この質問およびいただいた回答をブログで公開しても構わないでしょうか?

要望:もし手動ペナルティが発動されていない状態ではバックリンク否認をする必要が全くないのであれば、申請するページとヘルプページにその旨を明確に記述して案内していただきたいです。

質問をしたのは8月26日でした。

こんな個人サイトからの質問ですから取り上げられないということも往々にしてあるだろうし、仮に取り上げられるにしてもまだ先の話ではないかと思っていました。

ところがです!なんと8月30日のウェブマスター オフィスアワーで取り上げられていました。Google仕事早!

ウェブマスター オフィスアワーでの回答

いや、驚きましたというか…油断してました。こんなに早く回答していただけるとは!(9月9日になって初めて気づいたという次第で大変申し訳なく思います)

内容はこちらのYouTube動画をご覧ください。


Japanese Webmaster Office Hours(ウェブマスター オフィスアワー 2018 年 8 月 30 日)

私の質問への回答は38:20頃から48:20頃までの約10分間です。質問3の公開についても快諾いただいておりますが、私が下手に纏めるよりも実際に金谷さんのご発言を聞いていただく方が良いと思います。

回答をいただいての感想

繰り返しになりますが、質問してから数日しかないのにすぐに取り上げられ、しかも10分間という長い時間をかけて回答していただいたことに驚きました。本当にありがたく思っています。

それだけ多くのサイト運営者の方が分かりにくく感じているということかなとも思います。はるなぴの記事についたブックマークのコメントからもそうした状況を伺うことができます。

今回、過去の歴史、否認ツールができた経緯を辿ることで、Googleとスパマーとの闘いについて思いを巡らすことができました。

きっとこういうことが昔たくさんあったんですね。つまり、悪質SEO業者にSEOを依頼した。すると訳の分からない被リンクが大量に付いた。で、悪質SEO業者が発展し続けるなんてことはありませんから、いつの間にか雲散霧消(して、どこかで形を変えるんでしょうが)。大量の悪質被リンクに気づいて困った担当者が削除をお願いしようと思っても、もう連絡先も分からない。なのでその救済のためにできたと。

今回の回答を聞いて全てがすっきり明快になったという感じはしていませんが、少なくとも事情についてはよく分かったと思います。

つまり、何を否認すべきで何を否認すべきでないかということをあまりにも明快に伝えてしまうと、それは「スパマーに非常に有益なヒントを与える結果になってしまう」ということです。

そして、今回の私のケースについては、魚拓サイトとクロアチアドメインからの被リンクは逆SEO効果はまず無い(だろう)ということも。

けっこう微妙なところについて語っているということが理解できましたので、なんでも明快に言う、書くということは難しいというように感じられました。

日本語キーワードによるハッキング

これは知りませんでした。たいへん参考になりました。

YouTubeの回答の中の解説で紹介されていたのはこちらのページです。

日本語キーワードによるハッキングを解決する  |  Web Fundamentals  |  Google Developers

少し分かりづらいかと思いますが、この解説は自サイトが(特にCMS利用の場合)ハッキングされた際の対応について書かれています。(はてなブログ利用の場合、ブロガー側が心配することではありません)

要はクロアチアドメインのサイトがハッキングされている訳ですね。

こんなところ(クロアチア)が狙われるんですかね。サイトのセキュリティが甘かったのかもしれませんが…

それで番組の中でGoogle金谷さんにアドバイスいただいたとおり、スパム報告をしておきました。

初めてなので少しドキドキしましたが簡単にできました。貴重な体験になりました!

これからもウェブマスター オフィスアワーをチェックしていこうと思っています。