今回はアイコンの作り方について考えてみます。
ブログでもそうですがツイッターなどのSNSではアイコンはとても重要です。企業のロゴと同じで、見る人に真っ先に認知されるところだからです。
企業がロゴを使ってブランド価値を高めるのと同じように、個人ブロガーもアイコンやアバターを工夫することで拡散力を高めることができます。
もちろんこの方法のみが正しいと主張するわけではありません。そこまで気を使いたくない、自分のお気に入りの風景やペットの写真をアイコンに使いたい、というのも自由です。
あんまり拡散、拡散とそればかりを考えていると疲れてしまいますからね!
個人ブロガーにとってのアイコン(アバター)
今回この記事を書いたのは、いつもお世話になっている卯野ハンナさんのこちらの記事に触発されたからです。
新作アイコンに変えられたということですが、顔の向きも考えに入れられており細かいところまで気を配っていらっしゃいます。ブログの内容に良くマッチする素晴らしいアイコンだと思います(しかも自作!)。
記事の中で触れられているように、ブログにとって、そしてツイッターをする人にとってアイコンはとても大切です。Googleで検索してみると確かにたくさんの記事がヒットしますが、掘り下げて書いている記事をうまく見つけることができませんでした。
なので、ここは自分が考えたことを書いてみるか、となったというわけです。
なぜアイコンがそんなに重要なのか?
真っ先に認知されるものだからです。
もうひとつ大切なものがあります。それはアカウント名(名前)です。
企業がまず真っ先に覚えてもらうもの、それは社名とロゴです。
ブログやツイッターの場合も同じです。ブロガーの場合も名前とアイコンを広く認知してもらうことが重要です。
ブログやツイッターを始める際に、まず名前(ID)とアイコンを設定する必要がありますよね。
なので深く考える間もなく始めてしまう場合が多いと思います。ところがこの2つは実はじっくり考える必要があるものなのです。
そこで重要、重要と繰り返し言われることが多いのだと思います。実際、はるなぴもアカウント名で失敗しています。
アカウント名の何が失敗なのか
では書きます。
わたしが紹介した卯野ハンナさんの記事とはるなぴの記事があります。
さて上の文章で、どちらの名前が認知されやすいでしょうか?圧倒的に卯野ハンナさんですね!
はるなぴは全部ひらがななので文章の中に埋もれてしまっています。アカウント名を付けるときに考えに考え抜いたハズだったのですが、ブログを書き始めてすぐにこれは失敗だったかなと思いました。
どうして文章を書いたら分かったのか。
それは「はるなぴ」というアカウント名の始まりが、ひらがなの「は」だからです。
上の文章の鍵カッコを取ってみましょう。
それははるなぴというアカウント名の…
もうお分かりですね!
最初の文字が「は」なので更に区切りが分かりにくくなっているのです。
それは、はるなぴが…
その場所、はるなぴは行ったことあります。
というように、いちいち句点を入れないとダメです。自分で書く場合は句点をちゃんと入れられますが他人が書く場合はどうなるか分かりません。せっかく名前を書いてくれて拡散してくれても目立たないのではもったいないですよね。
アカウント名はやっぱり卯野ハンナさんのように漢字とカタカナが最強だと思います。
わたしも「森ハルナピーナ」ぐらいにすればよかった…失笑を買うかもしれませんが、そのぐらい目立たってもいいと最近は思います。
芸能人のネーミングなども参考につけたら良いのではないかと思います。
これからアカウントを取られる方はご参考にしていただければ幸いです。
目立つことの重要性
というわけで名前とアイコンはまず目立つことが重要ですね。
埋もれてしまうようだと認知されません。
アカウント名とアイコン以外に目立つ要素はあるでしょうか。
キャラクターは場合によっては一番目立つかもしれない要素だなと思います。よくペルソナを作りましょうとか本に書いてありますよね。
一番目立つキャラクターと言えばやっぱり悪役でしょうか。ネットで憎まれ口や大口ばかり叩いたり、わざと人が傷つく発言を連発していれば簡単に目立つことができます。
はるなぴはお勧めしませんけどね。
はるなぴの場合はペルソナも作っていません。というかワザとパーソナリティを消しています。完全に定石に反しています。
これは読者層をできるだけ広く取りたいからです。一般的には、子育てワーキングマザーとかアラフィフ男性とかターゲットを絞って、ブログ内容と合致させるようにした方が良いようですね。
アイコンの作り方
ではアイコンの作り方について考えてみましょう。
やっぱり一番は目立つことです。意図して目立たなくしたい理由があるのなら別ですが普通は広く認知してもらいたいと思うものですから。
ではどうすればいいか。
人間が一番気になって、かつ覚えていられるものは何か?
それは人の顔です。
なのでアイコンを作る時は顔にするのがお勧めです。
自撮りをアイコンにするのはお勧めしない
スマホで自分撮りをしてアイコンにするのはどうか?
これはお勧めしません。
よっぽど目立つ顔ならともかく普通の顔ではまったく目立たないと思います。美顔ならいいかというとこれも考えものだと思います。
男性がフォローしてくれると期待してみんながキレイなお姉さんの写真を使うのでそれが本人だと思ってくれる人は少ないと思うからです。わたしなどはむしろ怪しいと思ってしまいます。
それと同じで本名が出せる人も本当に本名がいいかどうかよく考える必要があると思っています。
よほどインパクトのある本名ならともかくそうでないなら本名でない方が良い場合が多いと思います。
色はどうするか
わたしが気を配ったことのひとつに色があります。薄い色でアイコンを作ると目立たないからです。
目立つ色と言えば、やっぱり赤です。でも顔を赤くするわけにもいきませんので帽子の色を赤にしてみました。
赤でなくても帽子でなくても構わないと思いますが、はっきりと認知される色を選んで使うと視認性が上がります。
しかしこれもブログとのマッチングがありますので絶対ということはありません。パステルカラーのような優しい感じが合うと思えばそれがベストになります。
柔軟に考えていくことが大切だと思います。
顔アイコン以外の選択肢
顔アイコンの他にインパクトのあるアイコンはあるでしょうか?
はるなぴがいいなと思うのはアカウント名やブログ名の初めの一文字、特にひらがなをアイコンの中に表示するやり方です。
これは目立ちます。というより他のアイコンのデザインはいろいろと詰め込み過ぎていて分かりにくくなっています。
fabiconは特にそうですがSNSで使うアイコンも小さい場合が多いです。あまり詰め込み過ぎたデザインだと結局は何が描かれているのか分かりにくくなってしまいます。
そんなことになるぐらいなら初めから分かりやすい文字をアイコンに使うというのは合理的だと思います。特に小さいfabiconでの視認性が抜群なのでお勧めです。
一文字だけでも見た人はいったい何の略だろうと思うのでアカウント名やブログ名が強く記憶に残ります。
はるなぴの読者の方ですと猫月さんがそういうアイコンです。ブラウザのタブに表示される小さなアイコンが非常にすっきりと見えます。
実際に表示させてみると、はるなぴのアイコンも潰れ気味だと今回気付きました。
企業のロゴはさすがによく考えられていて、どれもスッキリして見えます。
あれこれ考えて調べてみると、まだまだ気づかされることが多いですね!